エキゾチックな顔立ちで品のある華やかさを持つ花組・娘役の城妃美伶さんは、多くのファンの間では花組トップ娘役候補の1人でした。ですが、昨年、惜しまれながらも宝塚歌劇団を退団しました。
城妃美伶さんが退団したのはいつで、退団した理由は何だったのでしょうか? 今回は城妃美伶さんについて「退団の理由」や「年齢、英語話せるかどうか」について調べてみましたので、紹介したいと思います。
もくじ
城妃美伶は宝塚歌劇団をいつ退団したの?

城妃美伶さんが宝塚歌劇団を退団したのは、2019年11月24日で、宝塚歌劇団花組のトップスター・明日海りおさんの退団と同じ日です。
最後の公演となった宝塚歌劇・花組ミュージカル「A Fairy Tale―青い薔薇の精―シャルム」は「シャルム=魅力」をテーマに、パリの地下都市を舞台にした妖しく美しい作品で、城妃美伶さんは大好きな薄紫色の衣装でヒロイン・シャーロットの母親・フローレンス役を務めました。
この公演で、城妃美伶さんが階段一人降りをさせて貰ったのは異例の事らしく「星で強さを学び、花で優しさを学んだ」と言う2組の経験や功績を沢山残した結果だそうです。
千秋楽での城妃美伶さんの挨拶は、ファンの方達に感動を与えたので一部を紹介したいと思います。
「本当に素敵な恋だったと思います。宝塚に憧れて、沢山の小さな夢をここで叶えて、夢が積み重なって、また新たな夢になって、トキメキみたいな物がいつでも心の中にあって、それが大変な時でも自分をつき動かしてきて。今幸せで充実感に溢れた気持ちでいられるのは、ずっと宝塚が大好きで、いつでも恋する様な気持ちで、その時に与えられた役だったり、ご一緒させて頂く相手役さんだったり、宝塚がキラキラを私に与えてくれた。宝塚は恋ですかね」
と語りました。
5名の退団者と花組生が最後に一緒に歌った曲は「さよなら皆様」で、「明日海さんの花組で生きた誇りを胸に、新しい旅に出ようと思います。本当に有難うございました」と城妃美伶さんは締めくくりました。
城妃美伶が宝塚歌劇団を退団した理由は?
宝塚歌劇団が公式ホームページで花組の退団者を発表した時、その中に城妃美伶さんの名前があり、ファンは突然の事にショックを受けたようです。
城妃美伶さんが宝塚歌劇団を退団した理由については、「宝塚のトップ娘役は、トップスター男役に合わせて抜擢される為、城妃美伶さんに合う男役がいなかったのでトップ娘役になれない」「親が裕福でコネがあるという噂の華優希さんの存在」「宝塚歌劇団の愛情の無い人事」「宝塚歌劇団は企業なのでスポンサーがついている人、チケット購入者を優先するので、お金さえあればなんでも良い」「城妃美伶さんの魅力が光る作品が少ない」「タイミングの問題」などとネット上では噂になっています。
ですが、城妃美伶さんがトップ娘役になれなかった理由は明確になっていませんし、退団の理由についても城妃美伶さんから語られている訳ではないので、真相は分かっていません。
城妃美伶の年齢は?英語が話せるって本当?

城妃美伶さんは、1993年6月12日生まれなので、現在26歳です。
城妃美伶さんは「スカステニュース」の「頑張っていることの紹介」コーナーで、宝塚歌劇団にいた頃から休みの日は、趣味でアルゼンチンタンゴを習い、英語の勉強をし、長期の休みになると海外にダンスのレッスンに行ったりしていたと話していた事があります。
残念ながら、私はその時の動画を見つける事が出来ず、城妃美伶さんの英語力については分からないのですが、「スカステニュース」を観たファンの方が「忙しい城妃美伶嬢が、スキマ時間に英語の勉強をし、発音良くスラスラ話しているのを見た」とツィートしている事から、城妃美伶さんは英語が話せるのだと思われます。
城妃美伶の代表作は評判になったあの公演!
宝塚歌劇団で大ニュースとなったのは、あの話題作を舞台化した2019年公演の「花より男子」です。
主演の道明寺司役を演じたのは柚香光(ゆずかれい)さん、そしてヒロイン・牧野つくし役に抜擢されたのが城妃美伶さんです。城妃美伶さん最後のヒロイン役です。
この公演の前評判は、品のある美貌を持つ城妃美伶さんに、地味なヒロインである牧野つくし役は似合わない、準ヒロイン・桜子役の方が似合うかもしれないと言う意見が出ていました。
ですが、実際に公演を観たファンからは「表情豊かで元気一杯の牧野つくしがいる!」「飛び蹴りや相手を本気で罵倒する牧野つくしが凄かった」「素敵!強くてパワフル」「城妃美伶さんの可愛さを残したままで芯が強くて雑草のつくしが舞台にいる」「柚香光さんとのデュエットダンスが素敵過ぎる」「城妃美伶さんには男役を更に素敵に見せる力がある」などと大評判になったのです。
城妃美伶さんのことを考えると「花より男子」と言うメジャーな作品のヒロイン役として赤坂の真ん中にポスターが貼られ、ニュースになる程の有名な役を演じたこのタイミングで退団発表をした事は、ファンにとっては残念な事ですが、今後の活躍に繋がるかもしれないと言われてもいます。
城妃美伶さんも「この作品は、私自身の集大成として挑もうと思った。牧野つくしと出会う為にこれまでがあったのかもしれないと思っています」と語っている様に、城妃美伶さん自身の中で納得がいくものがあったのかもしれません。
「宝塚版花より男子には、城妃美伶という素敵な娘役さんがいた」と思い出されるようなスターになった事は事実だと言われています。
城妃美伶の夢って何?
城妃美伶さんの趣味に「愛犬と遊ぶこと」と言うのがありますが、城妃美伶さんが可愛がっている愛犬の名前が分かりました。シルバー色トイプードルのフォション君です。
些細だけど叶えてみたい夢は?と聞かれた城妃美伶さんは「愛犬のフォション君とピクニックに行くことです」と答えています。
愛犬・フォション君は、城妃美伶さんが研2の頃から飼っている愛犬で実家にいるそうです。城妃美伶さんの母が宝塚の家に来る時に連れてきてくれて一度六甲の方に遠足に行ったことがあるそうです。
宝塚歌劇団を退団された城妃美伶さんが、愛犬・フォション君と自然のある所でピクニックをする夢を叶える事が出来ていれば良いなと思います。
城妃美伶の現在は?
宝塚歌劇団退団後に、城妃美伶さんはインスタを始めており、先日インスタのストーリーにタンゴのステップを踏む様子を投稿されていました。
城妃美伶さんは、現在、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにいるようです。2019年4月東京新聞のインタビュー記事で「1週間休みがあったら何をしますか?」との質問に「今、アルゼンチンタンゴにはまっているので、ブエノスアイレスに行って本場のタンゴに触れてみたい」と答えています。
城妃美伶さんは退団後、有言実行されていて素敵ですし、何より充実した日々を送っているようです。
城妃美伶のプロフィール

名 前 | 城妃美伶(しろきみれい) 本名・森川由貴(もりかわゆき) |
---|---|
生年月日 | 1993年6月12日 |
出身地 | 東京都杉並区 |
学 歴 | 雙葉中学校 宝塚音楽学校 |
身長・体重 | 162cm・非公開 |
趣 味 | 散歩・愛犬と遊ぶこと・旅行 |
特 技 | 一輪車・竹馬 |
城妃美伶さんは、4歳からクラシックバレエを習い始め、将来の夢はバレリーナでした。
小学生時代、当時の宙組トップスター・和央ようか(わおようか)さんとトップ娘役・花總まり(はなふさまり)さん主演の公演「炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ」を観劇し、花總まりさんの姿に「言葉にできない衝撃」を受け「一幕と二幕の幕あいだに『ここに入る』と決めました」と決意したそうです。
城妃美伶さんの憧れの存在は、宝塚を初めて見た小学生の時から、雪組と宙組でトップ娘役だった花總まりさんだそうです。
学生時代はミュージカル部に所属しており、KIEミュージカルスクールに通っていました。
2009年に27.65倍という難関を突破して、宝塚音楽学校に入学。宝塚音楽学校で舞台人としての資質を身につける為の2年間と言う学業期間中の厳しい修行を終えて、3番という優秀な成績で2011年に宝塚歌劇団に97期生として入団しました。星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」で初舞台を踏みます。
2012年、星組に配属され、「ジャン・ルイ・ファージョン」でロザリー役。「Étoile de TAKARAZUKA」新人公演で、ヒロインパートの一部を務めます。
2013年「ロミオとジュリエット」で新人公演初ヒロイン。
2014年「かもめ」でバウホール公演初ヒロインを務め、同年10月8日付で花組へと組替えしました。
2015年「カリスタの海に抱かれて」で2度目の新人公演ヒロイン。続く第二回台湾公演「ベルサイユのばら/宝塚幻想曲」に選抜メンバーとして出演し、自身2度目となるロザリーを演じます。「阪急すみれ会パンジー賞新人賞」を受賞しました。
2016年「ME AND MY GIRL」で3度目の新人公演ヒロイン。「アイラブアインシュタイン」で、桜咲彩花とバウホール公演Wヒロイン。「金色の砂漠」で4度目の新人公演ヒロイン。
2018年「ポーの一族」で5度目の新人公演ヒロインを務め、新人公演を卒業しました。同公演では初のエトワールにも抜擢されました。
2019年「花より男子」で東上公演初ヒロインを演じ、11月24日、明日海りお退団公演となる「A Fairy Tale/シャルム」東京公演千秋楽で、宝塚歌劇団を退団しました。
新人公演は入団7年目までの生徒しか出演出来ないので、5度もヒロインに選ばれたのは凄い事だそうです。

城妃美伶退団いつで理由は?年齢と英語話せるか調査まとめ
城妃美伶さんが宝塚歌劇団を退団したのは、2019年11月24日で、退団した理由についてはネット上の噂だけで、城妃美伶さん自身からは語られていません。
城妃美伶さんは、1993年6月12日生まれで、現在26歳です。英語力についても、ファンの方のツィートや、宝塚歌劇団退団後にアルゼンチンに行く程の行動力がありますので、英語が話せるのだと思われます。
今後、城妃美伶さんが宝塚歌劇団とは異なるジャンルで活躍される事を楽しみにしています。