宝塚歌劇団

真彩希帆の歌唱力が凄すぎる?歌うまいと言われる理由は何!

宝塚歌劇団の雪組トップの娘役である真彩希帆さん、歌唱力が凄すぎるとネットでも評判になっています!歌がうまいのが当たり前とされる宝塚界で、これまでにもファンから高い評価をされる理由とは何なのか、どんな背景があるのかなど、まとめてみました。

もくじ

真彩希帆は圧倒的な歌唱力って本当?ダンスや演技も上手いの?

真彩希帆さんは、男役の望海風斗さんと共演した「ファントム」で歌唱力の凄さを評価されました。ファントムは海外ミュージカルで、絶大な歌唱力を必要とする作品です。そんなプレッシャーにも負けず、大盛況のうちに公演を終えました。

天使の歌声と評される真彩希帆さんと望海風斗さんの相性は最高と言われていて、2人は歌唱力だけでなく、表現力も素晴らしく、役どころの心情を完璧に捉え演じ切っていました。

ストーリーももちろん良いのですが、真彩希帆さんの歌唱力は特に高く、歌声を聴いているだけでも涙が出てくるという宝塚ファンの声も目にしました。

また、ダンスのレベルも圧倒されます。アクロバティックな動きも気品溢れる動きで姿勢よくこなせる体幹を持ち合わせています。日々の努力が積み重ねが垣間見えますね。

「ファントム」以外でも、真彩希帆さんの演技力は歌唱力と同等に素晴らしいです。後に記述しますが、作品ごとに役柄にそった娘役を的確に演じ、表現しています。観客の目も耳も心も満足させ、最高のパフォーマンスを約束してくれる役者です。さらに詳しくみていきましょう!

真彩希帆は見た目よりも歌うまいことが評価されている?

真彩希帆さんはかわいらしいですが、メイク映えしないという噂もあります。ある時のブロマイドはお笑い芸人に似ているとも言われたぐらいです。しかしそんな風に言われてしまう程のお顔立ちではありません。

おそらく、可愛いという表現の基準は頼りなさみたいなものを指すのだと思います。真彩希帆さんは「ファントム」の相手役である望海風斗さんに寄り添う演技どころか、同等か良い意味でそれ以上の目立ちぶりだったので、可愛くないなどとささやかれたのでしょう。

しかし見た目の事よりもやはり話題に上るのは、歌うまだという事です。まず圧倒的な声量。大きいだけでなく品のある声。演技に沿って色を変える声質。そして今回の歌うまコンビである望海風斗さんとのデュエットが神がかっています。

宝塚ファンにも好みがそれぞれあると思いますが、真彩希帆さんと望海風斗さんの2人の織りなすハーモニーは、好みという範囲を超えた歌うまだと言われる程です。真彩希帆さんは「お芝居と連動させる歌唱をお届けしたい。」と言っていて、プロ意識の高さを見せてくれています。





真彩希帆が幼い頃から尊敬していたミュージカルの歌姫は誰?

真彩希帆さんは幼い頃から歌やお芝居が好きで、ミュージカルも例に漏れず好きでした。中でも尊敬してやまなかったのは、新妻聖子さんです。

新妻聖子さんは共演者とのセッションが素晴らしいと言われています。舞台上はチームプレーですから、自分だけ突っ走ってしまったら良い作品は出来ません。共演者と併せて最大限にパフォーマンスを高めていける新妻聖子に魅せられたのですね。

そして彼女は「劇場には屋根がないと思って歌っている。」と発言しています。のびやかで劇場全体を包み込むような歌い方は観客の耳だけでなく心にも響き渡るものなのでしょうね。

また、真彩希帆さんは元宝塚歌劇団星組トップの白城あやかさんの事もリスペクトしています。「白城あやかさんは私にとってかわいい、きれいの原点です。」というコメントもありました。

目指したい素晴らしい大先輩がいると、目標も明確になり日々の練習の糧になります。イメトレも、自分の世界観プラス尊敬する人の方法をミックスして意識が深まりますね。真彩希帆さんもきっと自分なりに先輩の良いところを盗み、自分自身を磨いていたのでしょう。

真彩希帆の子供時代は男役に憧れていた?

幼い頃から演劇に興味を持っていた真彩希帆さん、市民ミュージカル劇団に入って舞台上を楽しんでいたそうです。

ある時真彩希帆さんは初めて観劇した作品で男役に惹きつけられ、中学時代に所属していたミュージカル団体で男役を演じ始めました。思春期にかわいらしい娘役ではなく、凛とした男役に憧れていたなんて、しっかりした自立心が高い子供時代だったのですね。

綺麗で芯が通った男性は女性からしたら魅力の塊です。真彩希帆さんも男役が板についていて、その姿がかっこよくて学校の女子からも大人気だったそうですよ。

5人兄弟の4番目で産まれた真彩希帆さん、大家族だからこそ人の心の動きを日頃からよく観察でき、そうした感性も演劇の肥やしになったのでしょうね。






真彩希帆は宝塚音楽学校への情熱が凄かった?

幼い頃から演劇が好きで、小学校・中学校と演じることに没頭していた真彩希帆さん。ついに宝塚音楽学校に受験すべく、塾や演劇の勉強に励みました。ずっと自分の目指していた男役を志望で受験しましたが、身長が足りず残念ながら不合格の結果でした。

仕方なく高校へ進学しましたが、どうしても諦めきれなかった真彩希帆さんは再度娘役で受験する事にしました。今まで男役に熱を入れていたのに、入学できるものならあらゆる可能性を試してみる強くて柔軟な心の持ち主ですね。

娘役ですから、見た目も女の子にシフトすべく髪の毛も伸ばしました。元々整った顔立ちの真彩希帆さんは、可愛くなった見た目で男子学生からのアプローチも沢山ありましたが、全ての情熱は宝塚に向けられました。

男役で受からなくても娘役として2度目の受験。どこか吹っ切れたのでしょうか、自分にしか出来ない独自の振り付け、歌やダンスを惜しげもなく披露し猛アピールをしました。その努力の結果、晴れて合格した真彩希帆さん。

「ここにいられるだけで幸せ」と漏らす真彩希帆さんは、まさに宝塚に青春と人生を捧げた真の役者ですね。そして入団6年目でトップ娘役に就任。ここまで来た真彩希帆さんの道のりこそが人生の舞台と言っても過言ではありません。

真彩希帆の代表作は?

ここで真彩希帆さんが出演した主な作品をご紹介していきます。

  • 2012年「華やかなりし日々・クライマックス」
  • 2012年「ロミオとジュリエット」の中で「ALMERを」デュエット
  • 2013年「愛と革命の詩ーアンドレ・シェンェ/Mr.Swing」
  • 2014年「エリザベート」新人公演
  • 2015年「ガイズ&ドールズ」新人公演
  • 2016年「鈴蘭(ル・ミュゲ)」
  • 2016年「こうもり」初ヒロイン
  • 2017年「燃ゆ風ー軍師・竹中半兵衛ー」
  • 2018年「ファントム」

下級生でありながら上級生の中に囲まれつつ大役を果たす作品もありました。常に自分に自信を持ち続けるには並大抵の努力が背景にあったはずです。

強そうにみえる真彩希帆さんですが、中身は折れやすい一面もあるみたいです。周りを頼ろうとせず自分自身で奮い立たせていく姿勢は彼女の最大の武器なのかもしれません。頑張りすぎてしまうところは長所ではありますが、身体を壊さない程度に頑張ってほしいですね。

真彩希帆のプロフィール

誕生日 7月7日
血液型 A型
身長 164cm
出身地 埼玉県蕨市
愛称 まあや・きぃちゃん・なっちゃん

まとめ

子供時代から演劇に没頭し練習を積み重ね、夢を諦めず宝塚歌劇団に入った真彩希帆さん。その歌唱力、表現力は積み重ねたものが実を結んだ素晴らしいものでした。

これからも、歌うま娘役として観客を魅了してくれること間違いなしです。ますますの活躍に期待できますね!

最後までご覧頂きありがとうございました!