人気コンビ霜降り明星の粗品さん。M-1とR-1で優勝されましたが、ここまでの道のり、生い立ちが感動する話もあればお笑いに熱意を感じるエピソードもあります。
また、粗品さんは顔が小栗旬さんに似ているとも言われてネタまであります。
今回は、霜降り明星粗品さんの生い立ちと小栗旬さんに似ている事についてまとめました。
もくじ
霜降り明星粗品の生い立ちに感動?辛い過去もあった?
2018年M-1グランプリ、更には2019R-1ぐらんぷりにソロで出場し史上初のコンビ、ピンの二冠達成の異名を成し遂げた霜降り明星粗品さん。
M-1グランプリでは優勝後すぐに自身のお母様に電話で報告し、大号泣していたことは知る人ぞ知る感動エピソードなのではないでしょうか。
26歳という若さですが、ここまで這い上がったのは、霜降り明星粗品さんの様々な過去を乗り越えてのことだったのです。
霜降り明星粗品の生い立ち・家族想いのエピソードが泣ける?
1993年に大阪で生まれ育った霜降り明星粗品さんの実家は焼肉屋さんなのだそうです。お店の名前は「味希(みき)」といいます。
霜降り明星粗品さんのお父様である義秀さんがお店を切り盛りしていました。幼いころからお笑いが大好きだった霜降り明星粗品さんのことを、生前お父様は周囲のご友人に「俺の息子はおもろい」と自慢していたようです。
しかし霜降り明星粗品さんが17歳の高校3年生の時、お父様は他界されています。突然の不慮の事故だったのか、ご病気だったのか…お亡くなりになった原因は明かされていません。
お父様のお話は2019年2月に放送された「1分間の深イイ話」という番組で霜降り明星粗品さんご自身の口から明かされている事実です。
ご実家の焼肉屋さんはお父様が亡くなられた今、お母様が経営をしているそうです。
そんな霜降り明星粗品さんのお母様は、ご主人が亡くなられてから女手一つで霜降り明星粗品を育てていったのです。
霜降り明星粗品さんは幼いころからずっとお笑いが大好きで、同志社国際高等学校に在学中、同級生とご友人と「スペード」というコンビを結成してハイスクール漫才に出場しています。
その頃からさらにお笑いに対する情熱が燃え上がり、卒業後は同志社大学に進学しますが、進学してすぐに吉本興業のオーディションを受けて合格し、大学を中退しお笑い芸人の道を目指すことになったのだそうです。
同志社大学という有名大学に入学していながら、大学を中退してお笑い芸人を目指した息子に対しお母様はとても心配をしていたのだそうです。かなりの心配と苦労をかけたのでしょうね。
そしてM-1グランプリに出場し、歴代最年少優勝を果たした霜降り明星粗品さんは優勝コメントを求められた際「母ちゃんと父ちゃんに…(感謝したい)」と声を詰まらせ男泣きするシーンがありました。
収録後すぐにお母様に電話で報告をし、「立派な息子だ」という言葉をもらって大号泣をしていました。
苦しい過去を乗り越え、お母様と二人三脚で歩んできた霜降り明星粗品さんは、人一倍ご両親に対する感謝の気持ちが強かったのでしょう。
「少しは親孝行できたかな」と電話を切ったあとに仰っていたので、本当に家族に対する愛は大きいのだと思います。
ちなみにM-1グランプリの賞金の使い道は、「母親のほしいものを10個買う」と語っていました。お父様もきっと天国で喜んでいたことでしょうね。
霜降り明星粗品は小栗旬に似ている?小栗旬モノマネが面白い?
霜降り明星粗品さんの持ちネタのひとつに、小栗旬さんのモノマネがあります。
相方のせいやさんは、「スプーンにうつった小栗旬」と霜降り明星粗品さんをイジっています。しっくりくる例えだったので思わず笑ってしまいました(笑)
確かに小栗旬さんの顔を縦に伸ばしたような感じですよね…顔の雰囲気と声質も、言われてみれば似ているかも…と、思わず納得してしまいます。
パーツごとに見ると、そこまですべてが一致するほど似ているわけではありませんが、身長は霜降り明星粗品さんも小栗旬さんも180cmほどの高身長で、スタイルが似ているように思います。霜降り明星粗品さんも足が長くスタイルがいいですよね!
小栗旬さんのモノマネネタですが、「スプーンにうつった小栗旬」の他にも「三面鏡の奥の方にうつった小栗旬」や「汚い川の水面にうつった小栗旬」などの小栗旬さん例えネタがあります。
必ず何かにうつっている小栗旬さんなんですね(笑)例えのチョイスが絶妙で、“わかる!”と思わず納得してしまう面白ネタですね!
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霜降り明星粗品の本名は?芸名の由来はなに?
霜降り明星粗品さんの本名は「佐々木直人(ささきなおと)」さんというそうです。こうも本名と顔立ちがしっくりくることがあるでしょうか…というくらい、佐々木直人さん顔ではないでしょうか(笑)
相方のせいやさんはご自身の下のお名前をそのまま芸名にされていますが、霜降り明星粗品さんはなぜ「粗品」という芸名にしたのでしょう。
「粗品」と言えば「つまらないものですが…」と言って挨拶と一緒に贈呈する物を謙遜した呼び方ですよね。まさに言葉のとおり、謙虚な姿勢を込めて付けられた芸名なのだそうです。
そして霜降り明星粗品さんは幼いころに妄想癖があったようで、その妄想の中の自分は「ひとりM-1グランプリ」に出場し3年連続の優勝していたのだそうです。
その三連覇を達成した芸人の名前が「粗品」という芸人だった…という妄想を繰り広げ、お笑いの道を目指し始めてからもその幼いころの妄想をずっと覚えおり、自分もその妄想の中の「粗品」になりたいという意味も込められているようです。
幼いころから“お笑い”に対する興味があって、実際にM-1グランプリで優勝を果たし、妄想を現実にしてしまいましたね。素晴らしいです。芸名にインパクトがあり、意味を知ると素敵ですよね!
霜降り明星粗品に現在彼女はいる?
M-1グランプリ優勝から一気にテレビ番組への出演オファーが殺到し、半年先までは休みがないと言われているほどの人気芸人になりましたよね。
最近はテレビで見ない日はないような気がします。若干の小栗旬さん似でありスタイルも良く、何よりも面白いが武器の霜降り明星粗品さんは女性からの人気もぐんぐん上昇しているのではないでしょうか。
今では「霜降り明星粗品」と検索すると、「かっこいい」というワードまで出てくるほどです。そんな霜降り明星粗品さんに現在彼女がいるのか、気になるところですよね。
調べたところによると、霜降り明星粗品さんは過去に女性とお付き合いした経験はあるものの、現在はいないと公言しているようでした。
女芸人のゆりやんレトリィバァさんと噂にもなったそうですが、ゆりやんレトリィバァさんは霜降り明星粗品さんに断られ、相方のせいやさんに乗り換えたそうです(笑)
せいやさんの方は一般の女性外科医さんのことが忘れられない…とのことですが…。
最近ではテレビ番組で質問されることも増えているようなので、根掘り葉掘り質問を受けてはイジられたりネタにされることも芸人の宿命ですよね。
霜降り明星粗品さんもその標的になるわけですが、最近では女性との経験がないことを明かしており、理由は「カントン包茎」だからだとのことです。
これに関しては手術をしないと治らないようなのですが、手術後しばらくは激痛に耐えなければならないため、仕事に多大な影響を及ぼしてしまうのです。
今忙しい彼らにとってそれは困りますよね。そのためになかなか手術には踏み切れないそうです。
今はお笑いの仕事に没頭するのが霜降り明星粗品さんにとっては一番の幸せなのかもしれません。
霜降り明星粗品がM-1優勝までの道のりは?
「粗品」の芸名の由来にもなったように、霜降り明星粗品さんは幼いころからM-1グランプリに出場して優勝するというイメージを思い浮かべていました。その頃からお笑い芸人として大舞台に立ちたいという夢があったのでしょうね。
霜降り明星が所属する吉本興業では、若手芸人が各所の劇場にてネタを披露しどんどん経験を積ませるという運営をしています。
漫才やコントなどのネタ披露時間は、テレビサイズにするとだいたい2,3分程度ですが、劇場でネタを披露する際は最低5分、長くて10分という時間をルールにしていたそうです。
そうすることで、舞台に立ち笑いを提供し続ける足腰の強さが身に着けられるのだそうです。M-1グランプリのネタ披露時間は4分とされているので、霜降り明星もこのような過去の経験が十分に活かされていたのでしょう。
結成されてからまだ6年目という若い芸歴ですが、相方せいやさんの愛嬌と大きな動きのあるボケと、短くて的確にボケを立てる粗品さんのツッコミが相乗効果で笑いを生んでいくとお笑い芸人の大先輩も語っていました。
そして見えないところでの数々の努力をし、お互いの良さを活かしたネタを二人で作り上げた結果見事優勝に輝きました。
霜降り明星粗品さんは、お笑い好きではあったもののもともと学校の先生になろうとしていた相方のせいやさんに「コンビを組まないか」と熱烈にオファーしていたのだそうです。
高校時代に出場したハイスクール漫才では相方のせいやさんも出場していて、二人はライバル同士でした。そのころから霜降り明星粗品さんは相方のせいやさんは面白いと見抜いていたのでしょうね。
とても相性が良く、各々個性的ですが個々で見ても面白いですしコンビとしてネタを披露するとさらに面白くなりますよね!M-1グランプリで優勝できたのも、このような道のりがあったからなのですね。
霜降り明星粗品のプロフィール

本名 | 佐々木 直人(ささき なおと) |
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芸名 | 粗品(コンビ:霜降り明星) |
生年月日 | 1993年1月7日 |
出身 | 大阪府大阪市中央区 |
身長 | 180cm |
同志社大学に入学して1年生のときに吉本興業へのオーディションを受け合格し、大学を中退してお笑い芸人への道を進みます。実は高校3年生の時にR-1ぐらんぷりの予選にピンで出場経験があり、初出場ながら準決勝まで進んでいたのです。
「俺お笑いに向いてるんちゃう?」と思ったのがきっかけで本気で芸人への道を目指したそうです。
入社当時はピン芸人として活動していましたが、相方・せいやさんとコンビを組み2013年に「霜降り明星」としてコンビ結成をしています。ピン芸人として活動している際は本名「佐々木直人」でしたが、コンビ結成から「粗品」という芸名で統一して活動しています。
霜降り明星粗品さんは音楽が好きなようで、アニソンや邦楽ロック、クラシックまで幅広く知識があるそうです。ピアノを2歳から、ギターを中学一年生からやっているほどです。
「アメトーーーク」に出演した際、ビビり-1グランプリのコーナーで、虫が大の苦手であり非常にビビりであることが判明しています。
オールザッツ漫才2012で行われたFootcutバトルに初出場し、当時19歳で優勝。そしてコンビで出場した2018年M-1グランプリで最年少優勝をし、翌年ピンで出場したR-1ぐらんぷりで、こちらも最年少優勝しています。
まとめ
幼少期から夢見ていたお笑い芸人になり、家族愛やお笑い愛、コンビ愛が人一倍強くとてもストイックな霜降り明星粗品さん。
大切な人の幸せを誰よりも祈って、それを行動にうつす男前な一面も垣間見え、とても好感度の高い芸人さんですよね。
まだ26歳、そして芸歴にして6年目という若さですが、若さの中にもどこか貫録があり、「この人は、このコンビは絶対に売れる」と素人も思ってしまうような輝きを放っているように思います。
そのようなオーラを持っているのも、霜降り明星粗品さんの生い立ちがあってのことなのでしょうね。
私自身は小栗旬さんに似ていることが霜降り明星粗品さんを知るきっかけになったのですが、小栗旬さんのネタだけではなく持前の面白さ、そして相方のせいやさんのボケに対しての短く的確で絶妙なツッコミには必ずと言っていいほど笑ってしまうほど国民のツボをつくのがうまいように思いました。
まだまだ年齢も芸歴も若い霜降り明星粗品さんの今後の活躍に大いに期待したいと思います!そしてお笑い第7世代を牽引し日本に笑いを巻き起こしていってほしいと思っています。
以上、霜降り明星粗品さんのまとめでした。