波乱万丈な人生を送られていた瀬戸内寂聴さんですが、最近テレビ出演が増えていますね。そんな瀬戸内寂聴さんの若い頃娘と離れた理由や若い頃の写真(画像)が可愛くて気になる方も多いようです。今回は、瀬戸内寂聴さんの若い頃娘と離れた理由と若い頃の写真(画像)についてまとめました。
もくじ
瀬戸内寂聴は若い頃に数回不倫していた?

瀬戸内寂聴さんといえば法話と言われる講演会がとても人気で、倍率が高いことで知られています。瀬戸内寂聴さんのお話を聞きたいと思う人々は日本人だけにとどまらず海外からお越しの方もいるそうです。ある法話では200名の店員に対し、1200名の応募が殺到したほどの人気ぶり。神の域に近いとすら思えてきます。
そんな瀬戸内寂聴さんですが、若い頃に不倫していたみたいなんです。それも複数回も・・経緯を調べてみました。
1943年、東京女子大学在学中に21歳でお見合い結婚した瀬戸内寂聴さんは、翌年に娘を出産しました。その後、夫の教え子だった年下青年と恋に落ちてしまいます。程なくして瀬戸内寂聴さんは夫と3歳の娘を置いて、京都に住んでいた年下青年の元に走ってしまったそうです。いわゆる「駆け落ち」ですね。25歳の時の出来事でした。若い頃ですから湧き上がる衝動を抑えられなかったのでしょう。
その後も小田仁次郎氏や井上光晴氏などの作家や多くの人と不倫関係になったという逸話があります。恋多き女なんですね!瀬戸内寂聴さんご本人も「たまたま奥さんがいたというだけ。好きになったらそんなこと関係ない。雷が落ちてくるようなものだからね。逃げるわけにはいきませんよ。」と言っています。分からなくもないですが、これには賛否両論がありそうですね。
ちなみに恋愛体質の瀬戸内寂聴さんの若い頃の写真を検索してみましたら、正直なところ、女優レベルの美貌!とは言えない感じでした。しかし、笑顔がとてもチャーミングで下がった目尻がとてもかわいらしいです!それに人を引き付ける魅力が加われば、男性もいつの間にか虜になってしまうのでしょうね。
瀬戸内寂聴が若い頃に娘と離れ離れになったのは不倫が関係している?
先に記述しましたが、瀬戸内寂聴さんが若い頃に娘と離れることになった理由は不倫が大いに関係しているようです。娘の父にあたる夫はDVがあったみたいで、それが引き金となって瀬戸内寂聴さんは不倫に走ったようなのですが、夫の元を離れる際に自信が若い頃だったせいか金銭的に余裕が無く、娘と離れる結果になったそうです。
恋多き瀬戸内寂聴さんは不倫を否定しない姿勢を貫いていますが、娘と離れ離れになってしまった事については今でも後悔しているとの事です。
瀬戸内寂聴が若い頃に離れ離れになった娘とは和解してる?

瀬戸内寂聴の娘さんも大変苦しんだと思いますが、長い年月が過ぎ、瀬戸内寂聴さんが51歳の時に岩手県の中尊寺にて出家後に娘と和解が実現したそうで、孫にも会えました。
お互いの家を行き来したりすることもあったみたいですよ!ちなみに2019年時点で75歳の娘は現在アメリカに住んでいるそうです。瀬戸内寂聴さんと娘が一緒に写っている近年に撮影されたであろう写真がネットでありました。写真を見る限り、雰囲気がそっくりです。笑顔がとても素敵な写真でした。
「和解」とはいえ娘側からしたら深い所では癒えていない傷も当然あると思いす。「許す」の定義は難しいものであり、人それぞれ、家族それぞれです。許したというより、母はこういう人間なのだな、若い頃だったし、と理解したということでもあるかもしれませんね。
瀬戸内寂聴が若い頃に小説家になったキッカケはなに?
かわいい盛りの三歳の娘を捨て年下青年との恋に命を懸けたものの、長くは続かず、二人の関係は破綻し、夫とも正式に離婚した瀬戸内寂聴さん。心機一転、小説家を目指して上京したそうです。出版社に勤めながら三谷晴美、三谷佐和子のペンネームで書いた少女小説や童話などが雑誌に掲載され、小説家として本格的に活動を開始します。
もともと文才に長けていたとは思いますが若い頃からの多くの不倫経験をネタに小説を書いていたとも言われています。まさに不倫は芸の肥やしとでも言いましょうか。もちろん良くは思わない声もあったと思いますが、瀬戸内寂聴さんの小説は数々の賞を獲得しベストセラーにもなってます。
娘と置いてきてしまったこと、それでも出逢い続ける男性との深い関係、様々な想いが絡まりすぎないようアウトプットする場を作りたいという思いが小説を執筆するキッカケだったのかもしれませんね。
瀬戸内寂聴が出家した理由はなに?

娘を捨てて、数々の不倫をし、世間からバッシングを受け、末には瀬戸内寂聴さんの実父に絶望され絶縁された瀬戸内寂聴さん。51歳で出家したのも、娘のことを始めとし、それまでの人生をリセットしたいという強い気持ちがあったのはないでしょうか。
ご本人のこんなコメントを見かけました。
『家を捨て、娘も捨てて、悪いことをいろいろとして、周囲の人にも迷惑をかけながら小説を書き続けた。お陰様で小説は読者がついてくれたし、売れる小説を書くコツを会得していたので、いくらでも小説は書けた。あのまま流行作家としての人生を続けていくことは、私にとって容易なことだった。ところが、憧れ、理想としてきた文学は、こんなものではないと思ってしまった。持って生まれた才能だけでは、もはや文学の理想を究めることはできない。バックボーンとなる確固たる信念と哲学がなければ、本当に書きたいものは書けない。何か、人間よりも大きな存在に助けてもらいたいという気持ちが、非常に強くなった。』
なるほど、自身を改めたいというよりは、自身の軸をしっかりと太く持ちたいという理由から出家されたのですね!これまでの自分を見つめ直し、達観したのでしょう。
瀬戸内寂聴のプロフィール
名前:瀬戸内 寂聴
本名:瀬戸内 晴美
ペンネーム:三谷 晴美
出身地:徳島県徳島市塀裏町
生年月日:1922年5月15日
年齢:現在95才
職業:天台宗の尼僧、小説家
瀬戸内寂聴さんは尼僧で小説家ですが、若い頃は旦那の教え子と不倫し、旦那と娘を捨てて不倫相手を選んだエピソードがあり、その経験から小説家として女性の愛と性を描くことに成功しています。しかし不倫に疲れ、51才で出家。
人間の汚い部分を自ら経験して知ってる、尼僧として説法ができるのかもしれません。そんな瀬戸内寂聴さんは近年、2010年88才の頃、腰の圧迫骨折で3年間寝たきり、2014年92才の頃、胆のうがんで闘病、2017年94才の頃、緊急入院で心臓と足のカテーテルという2回のバイパス手術、という、壮絶な闘病生活を経験しています。
治療後はEXILEのライブに行くなど元気すぎる95才ですね。
まとめ
自分に正直に命懸けで生きている瀬戸内寂聴さん。まっすぐでいてしなやかに柔軟な性格。そしてお茶目な面もたっぷりで魅了溢れる瀬戸内寂聴さんの法話はユーモアたっぷりでみなさん明るい笑顔です。若い頃に娘と離れ離れになったり、不倫もしたりして恋愛を自由に楽しんだことが叩かれたりしましたが、歳を重ねてもなお人気は増すばかりです。
好きに生きる、正直に生きる生き様は写真を見てもよく伝わってきます。これからも健康に気を付けて素敵な笑顔を世間に見せてほしいですね!
最後までご覧頂きありがとうございました!
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